南国人＋ドラッガー＋医師　派生アイドレス

体格	筋力	耐久	外見	敏捷	器用	感覚	知識	幸運
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政庁隣の【病院】（絵：鍋谷いわずみ子）

政庁とのご近所づきあいも盛ん。（絵：鍋谷いわずみ子）

鍋国に白衣に身を包んだ医者がいる。（ちなみに白衣も南国人らしく布地が少ない）
特に高温で洪水が発生するこの国では疫病の発生を防止する事と国力の源である国民、特に乳幼児の健康管理と衛生面に力を入れている。
その為には洪水対策された家とともに医者が必要なのである。
また、国の各地に診療所があり、地域ごとに中規模な病院、都市部には国立の病院(２４時間体制)がある。
これは国民が農作業中に密林や沼で怪我をおったり、探検で古代遺跡にいったりした時の怪我。
また鍋国にいる豊かな動植物には危険な物もあるので国の各地に診療所や病院が必然として必要とされた。
　鍋国の医者は人だけを治すのではない猫が多い鍋国の医師の中には獣医を兼ねている者も多い。
医療設備に関しては他藩国の技術も導入しつつ、国内施設でも独自に人道、猫道に基づいた医療機器や新薬の研究も行われている。
他にも眼鏡の国であるだけあって眼科も多い。

　鍋国には医療鍋というものがある。
これは国民はちょっとした体調不良などは民間療法として広く伝わる『鍋を食べる』ことで治してしまうことからきている。
依然、とある医師がこの民間療法について詳しく調べたところ、栄養豊富で滋養のある鍋を食べることはもちろん、
鍋の湯気で誰かの眼鏡が曇り、それを見て笑うことで心理面からも病気を追いやってしまうことが分かったのである。
いわゆる「病は気から」である。
医療鍋はそこから編み出され発展したモノである。
また、医食同源ならぬ医食同鍋の精神で健康の為に季節に応じた薬鍋の調理法を国民に教え広め、また研究を行っている。
診察を行い、メスを使い手術するだけでなく日常的に鍋国の国民の健康を守るのが医者である。
鍋国の国民の明るい金髪の髪に小麦色の肌という健康的な肉体を影から守っているのは医者なのだ。

　さて、鍋国の医者には知られざる秘密がある…

…それはドラッガーであるということである。

【はたらくドラッガーおねいさん】（絵：島鍋玖日）

そもそも鍋国の医者は様々な医療鍋を食してきた。あらゆる患者の為に……それはいつしか医者の体質を変えていたのである。
医者は患者の為に医療鍋を試作する。
医療鍋は本来患者にとっては徐々に体質を改善させるモノであるが、
同じ病気に有効な成分の入った医療鍋ばかり食べていた医者にとっては体質改善ではなくある症状が出たのである。
それは医療鍋に含まれている薬草や毒草（ものによっては少量なら薬草として使える為）などを必要以上に取りすぎた為に
医療鍋依存症になってしまったのである。
特にやっかいのがカイワレゴールデンヤガミである。
カイワレヤガミ自体は栄養価も高い鍋国特産のカイワレであるが、カイワレゴ－ルデンヤガミは依存症が強い毒草である。
（ただしヘタレなので毒性はあまり強くない）
医療鍋にも少量しか入れなかったのであるが、医者の身体の中に蓄積され、医療鍋依存症の症状が出たのである。
カイワレゴールデンヤガミを鍋で取りすぎた医者は適度にカイワレゴールデンヤガミを取らなければ集中力が途切れるようになったのである。
そして、医者達は医者が依存症になるウワサが流れるのを恐れて、人の来ない廃墟でカイワレゴールデンヤガミを取るようになったのである。
しかし、忙しい時は病院で集中力が切れる時もあり、その時の表情はまるで病的であり、
患者達は忙しくてもがんばっているように見える医者達に涙するのであった。
そんな時、医者達は集中力を取り戻すために王猫様ミニ水筒や普通の注射器のように見える管で
隠れてカイワレゴールデンヤガミのエキスを体に摂取するのであった。

（記述：銀内ユウ）

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●南国人＋ドラッガー＋医師＋名医

体格	筋力	耐久	外見	敏捷	器用	感覚	知識	幸運
-1	-1	-1	-1	1	6	2	2	-3

●特殊一覧
＊ドラッガーのドラッグによる強化補正　＝　歩兵，任意発動，任意の能力、評価＋１、燃料－２万ｔ。
＊ドラッガーの予知夢行為　＝　歩兵，条件発動，予知夢行為が可能、燃料－１万ｔ。＃予知夢評価：可能：幸運

＊医師の治療行為　＝　歩兵，，治療行為が可能。＃治療評価：可能：（器用＋知識）÷２
＊医師の治療補正　＝　歩兵，任意発動，（医学での）治療、評価＋３、燃料－２万ｔ。

＊名医の治療行為　＝　歩兵，，治療行為が可能。＃治療評価：可能：（器用＋知識）÷２
＊名医の治療補正　＝　歩兵，任意発動，（医学での）治療、評価＋３、燃料－１万ｔ。＃治療評価：可能：（（器用＋知識）÷２）
＊名医の治療時幸運補正　＝　歩兵，条件発動，（治療時に幸運評価が求められた場合での）幸運、評価＋２。

（絵：八守時緒）

鍋の国には優れた医師が多い。その中でも特に優れている者は『名医』と呼ばれる。
彼らは鍋の調理によって鍛えられた『鍋指』を生かし、素晴らしいメス捌きを見せる。
患者の負担を少しでも減らすために、その優れた指先で病巣の範囲を特定し、最小の摘出をする様はまさに神業と言えよう。

　鍋国の名医は手術の手腕もさることながら、新薬、医療機器の研究にも余念はない。
鍋国は幸い、豊かな自然に囲まれており、薬草収集に困ることがない。
特に密林には、珍しい生物が多く生息しており、それらの研究をすることにより、新たな治療薬開発が今も進められている。
特に沼地で見られる、小さいイカのようなタコのような生物から取れる汁は、精製することにより貴重な成分が得られるため、重宝されている。
この汁は栄養分を多く含んでおり、また、鍋に入れると良いだしにもなるため、鍋の材料としても使われることも多い。

　医療機器に関しては、近年、検査による患者の負担を軽減するために『眼鏡ビーム』なるものが開発された。
医師の付けた、メガネ型検査装置はフレーム脇にあるスイッチを押すことにより、
レンズより特殊な光波動を発し、患者の内部をスキャンすることを可能とするものだ。
検査中、医師のレンズからは光が照射されつづける。
『眼鏡ビーム』の名に恥じないビームッぷりには、医師・患者・看護婦等周りにいるものを楽しませる効果もある。
「病は気から！！」の標語の元、鍋の国では医療への効果はもちろん、患者を楽しませ、元気付けるような医療機器が多く開発されている。

　また、名医は出張サービスとして、様々な場所に派遣され、医療の指揮を執る。
　鍋の国の一部地域では、まれに川の氾濫による洪水が起こる。
それに備え、高床式住居を建設するなど、当然の備えをしているが、洪水が起こるとどうしても衛生面に不安が出る。
洪水後の公衆衛生を怠れば、疫病が発生し、国民に多大な被害を与えるおそれがある。
鍋の国では各地に診療所・病院を設置し、洪水が起これば、医師と看護士を派遣し、
汚染を防ぐ知識と術を国民に指示を出すよう機構が確立されている。
それでも手が足りない場合、中央病院より『名医師団』も派遣される。
この他、怪我人の出る可能性の大きい遺跡発掘現場や廃墟取り壊し現場にも予め医師や名医を派遣。
無理な作業をしないようアドバイスなどをしている。

　鍋の国での一番の楽しみ、それは鍋をみなで囲んで食べることである。
実はここに鍋の国で医療が発展した秘密がある。豊かな食材と工夫された味付けによる鍋国の鍋は非常に美味である。
しかし、鍋をおいしくする最も大切な調味料、それは“皆で楽しく食べること”だ。鍋の国には「鍋を囲めば鍋友さ！」という標語がある。
これはパイロットの心がけの一つとされているが、鍋国全体に浸透している言葉である。
そして、鍋の国は誰と問わず、その場にいる人を鍋に誘い仲良くなってしまうというお国柄である。
当然国民全員が鍋友だ。皆が皆を友人と思い、大切にし合う鍋の国。
そんな鍋の国だからこそ、互いの苦しむ姿など見てはいられず、互いを助けたいと思う強い想いが生まれた。
その国民性が医学を発展させ、『名医』達を生み出したのだ。

（絵：八守時緒）

　そんな鍋の国名医の、普段の仕事振りを紹介しよう。

医師「先生腕を骨折してるようです。お願いします！」
名医「私が来たからには安心したまえ、
　　　むしろ前よりもブリリアントに改造してあげよう」
患者「先生、俺まだ人間でいたいです」

　・・・非常に向上心の強い鍋国の名医達。
　そんな名医達に恐れをなし・・・い、いや、手を煩わせない為にか、
国民達は普段より怪我・病気をしないように心がけ、健康に過ごしているという。
　ちなみに、名医が時々、上記のような危ない発言・行動をするのは、
医療鍋依存症の影響なのか本人の趣味なのか、定かではない。

（記述：鍋＠ふぁん）

また、鍋の国の医療鍋依存症というのは医師の技術力と比例するように医師の身体に影響を与えている。

　そもそも、医療鍋というのは鍋国民の為に健康な食材や特定の治療に良い食材などを組み合わせた鍋であり、
風邪なら風邪に合わせた鍋が存在している。
　この医療鍋の開発に鍋の医者は全ての力を注いできた。
特に医療鍋に使う食材や薬草の中にはある症状の患者には効くが、健康な身体には害を与えるものもある。
鍋の医師達は自分の身体を実験体にして医療鍋を開発してきた。

　その結果、ドラッガーになった経緯がある。
鍋国にあるカイワレヤガミ（栄養価に優れた鍋国特産のカイワレ）の中でも依存症の強い毒草であるカイワレゴールデンヤガミの依存症になった医師達（詳細は医師+ドラッガー説明文にあり）はめげる事もなく、日々医療鍋の開発を続けてきた。

　そしてカイワレゴールデンヤガミの品種改良に成功した。
そのカイワレは今までよりも効果範囲が広く、様々な治療に役立つ食材な事がわかった。
かなりの効果範囲（移動範囲）を持つそのカイワレはカイワレＢヤガミと名づけられた。（Ｂはブーストの略説など様々な説あり）

　このカイワレＢヤガミもカイワレゴールデンヤガミと同じく毒性を持っているが相変わらずヘタレなので毒性は薄い。
（ただし、ゴールデンヤガミと同じく長期多量摂取するとカイワレＢヤガミ依存症になってしまう）

　カイワレＢヤガミを取りつづけないと集中力が落ちてしまうので鍋の医師達は相変わらず、
国民に不安を持たせないように内緒でカイワレＢヤガミエキスを体に摂取するのであった。

　また、このカイワレＢヤガミはヘタレなだけでなく、栽培にも気をつけなくてはならない。
今までのカイワレヤガミよりも環境や天気などに左右されやすいのである。
とてもわがままで自分勝手な食材である。
なので、忙しい鍋の医師だけでは栽培しきれないので最近では鍋のパイロットの中でもエースと言われる舞踏子に協力を求めた。
鍋の医師のドラッガーの秘密を打ち明け栽培の協力を求めたのだ。
（ただし、実は結構鍋国民に知れ渡っている。
鍋医師の努力と自己犠牲に心打たれて知らないフリをしている国民が多数である。）

　何故、舞踏子に協力を求めたか？
それは鍋の舞踏子は「誰かの為の剣となり盾となる誓い」を誓った者なので、
きっと国民の為の医療鍋にも協力してくれるだろうということで白羽の矢が立ったのである。
（もしくはカイワレでもヤガミなので舞踏子に頼んだという話もある）

　カイワレＢヤガミに舞踏子はつきっきりでお世話を行う。
時には他の国民（特にヤガミ妖精）が手伝う事もあるが、鍋にとってヤガミはなくてはならない存在なのである。

（絵：鍋ノ鴉丸）
【参考資料】カイワレヤガミ栽培の様子／芽の部分が食用です。根っこは食べられません。

（記述：銀内ユウ）

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●各アイドレス単独リスト

Ｌ：ドラッガー　＝　｛
　ｔ：名称　＝　ドラッガー（職業）
　ｔ：要点　＝　病的，薬を静脈に入れるための管
　ｔ：周辺環境　＝　廃墟
　ｔ：評価　＝　体格０，筋力０，耐久力－１，外見－１，敏捷０，器用１，感覚２，知識０，幸運－１
　ｔ：特殊　＝　｛
　　＊ドラッガーの職業カテゴリ　＝　，，基本職業アイドレス。
　　＊ドラッガーのドラッグによる強化補正　＝　歩兵，任意発動，任意の能力、評価＋１、燃料－２万ｔ。
　　＊ドラッガーの予知夢行為　＝　歩兵，条件発動，予知夢行為が可能、燃料－１万ｔ。＃予知夢評価：可能：幸運
　｝
　ｔ：→次のアイドレス　＝　入院患者（職業），ウォードレスダンサー（職業），ドラッグマジシャン（職業）
｝

Ｌ：医師　＝　｛
　ｔ：名称　＝　医師（職業）
　ｔ：要点　＝　白衣，メス
　ｔ：周辺環境　＝　病院
　ｔ：評価　＝　体格０，筋力－１，耐久力－１，外見０，敏捷０，器用２，感覚０，知識１，幸運－１
　ｔ：特殊　＝　｛
　　＊医師の職業カテゴリ　＝　，，基本職業アイドレス。
　　＊医師の位置づけ　＝　，，医療系。
　　＊医師の治療行為　＝　歩兵，，治療行為が可能。＃治療評価：可能：（器用＋知識）÷２
　　＊医師の治療補正　＝　歩兵，任意発動，（医学での）治療、評価＋３、燃料－２万ｔ。
　｝
　ｔ：→次のアイドレス　＝　岩田裕（ＡＣＥ），サーラ・サーシャ（ＡＣＥ），名医（職業）
｝

Ｌ：名医　＝　｛
　ｔ：名称　＝　名医（職業）
　ｔ：要点　＝　ゴーグル，マスク，手術服
　ｔ：周辺環境　＝　手術台
　ｔ：評価　＝　体格０，筋力－１，耐久力０，外見０，敏捷０，器用３，感覚０，知識１，幸運－１
　ｔ：特殊　＝　｛
　　＊名医の職業カテゴリ　＝　，，派生職業アイドレス。
　　＊名医の位置づけ　＝　，，医療系。
　　＊名医の治療行為　＝　歩兵，，治療行為が可能。＃治療評価：可能：（器用＋知識）÷２
　　＊名医の治療補正　＝　歩兵，任意発動，（医学での）治療、評価＋３、燃料－１万ｔ。＃治療評価：可能：（（器用＋知識）÷２）
　　＊名医の治療時幸運補正　＝　歩兵，条件発動，（治療時に幸運評価が求められた場合での）幸運、評価＋２。
　｝
　ｔ：→次のアイドレス　＝　ドクトルデス（ＡＣＥ），マッドサイエンティスト（職業），クローン技術者（職業）
｝